一般に、猟期の始まり(11月ごろ)は、獣が冬に備えてエサを求めて活発に動き、まだ人やわなへの警戒心が強くないため、捕りやすい時期とされます。冬が深まると、雪で足跡が読みやすくなる一方、獣の行動範囲が変わり、わなが凍ったり雪で作動しなくなったりする苦労もあります。猟期が延長されている地域では、春先も狙い目になります。
季節ごとの獣の動き(一般的な傾向)
雪の時期の工夫
- 踏み板の上に雪が積もると作動しにくい。雪の少ない木の下などを選ぶ
- 凍結でバネや踏み板が動かなくなることがある。凍りにくい工夫をする
- 雪の上の新しい足跡で、獣の通る時間や頭数がわかる
ドングリの豊凶と獣の動き
秋のドングリが豊作の年は、獣が山の中のエサで満足して、里への出没が少なくなる傾向があります。凶作の年は、エサを求めて里に出てきやすく、クマの出没が増える年とも重なることがあります(クマの出没が増えているのはなぜですか?)。
許可捕獲は通年で
猟期外の春や夏も、被害を防ぐための許可捕獲は行われています。農作物の被害が出やすい時期に捕獲を行うことで、被害を減らす効果が期待されます(狩猟と有害鳥獣駆除(許可捕獲)は何が違うのですか?)。
獣の動きは、地域、標高、その年の気候やエサの状況で大きく変わります。このページは一般的な傾向の説明です。地元の先輩の経験が何よりの手がかりです。
出典・参考:環境省「狩猟制度の概要」、宮城県「狩猟に関するルール」、環境省「クマに関する各種情報・取組」(2026年11月時点で確認)