狩猟で使ってはいけないくくりわなは、輪の直径が12cmを超えるもの、締付け防止金具が付いていないもの、よりもどしが付いていないもの、そしてイノシシ・ニホンジカを捕るためのワイヤーの太さが基準(直径4mm)に満たないものなどです(環境省の資料による)。とらばさみの使用も禁止されています。
くくりわなの規格
それぞれの理由
- 輪の直径12cm:大きな輪では、クマなど狙っていない大型の動物の足がかかりやすくなるため
- 締付け防止金具:輪が締まりすぎて、獣の足を切断したり、必要以上の苦痛を与えたりしないため
- よりもどし:獣が暴れて回転しても、ワイヤーがねじれて切れるのを防ぐため
- ワイヤーの太さ:力の強いイノシシやシカに切られて逃げられ、手負いになるのを防ぐため
そのほかのわなの禁止事項
山梨県の案内では、禁止猟法として次のようなものも挙げています。
- 鳥類、ヒグマ、ツキノワグマを捕るためのわなの使用
- 同時に31以上のわなを使うこと(わなはいくつまで仕掛けていいですか?)
- とらばさみの使用
製品を買うときの注意
市販のくくりわなでも、規格に合わないものや、海外向けの製品が混ざっていることがあります。「狩猟用」として規格に合っていることが明記されたものを選び、使う前に自分でも輪の直径などを測って確かめましょう。
規格の細かい条件(どの獣を捕るわなにどの規制がかかるか)は、環境省の告示と、登録先の都道府県の狩猟者必携で確認してください。許可捕獲では、許可の条件として別の基準が定められることがあります。
出典・参考:環境省「わなの使用について」、山梨県「狩猟のルール」、環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)