箱わなのエサは、狙う獣に合わせて選びます。イノシシには米ぬかやトウモロコシ、シカには鉱塩(塩のかたまり)やヘイキューブなどの飼料、アライグマやハクビシンには甘いお菓子や果物がよく使われます。大事なのは、最初は箱の外から少しずつ、奥へと誘い込む置き方です。
獣別によく使われるエサ
| 獣 | よく使われるエサ |
|---|---|
| イノシシ | 米ぬか、トウモロコシ、くず米 |
| シカ | 鉱塩、ヘイキューブ、草食獣用の飼料 |
| アライグマ | 甘いお菓子、果物、ドッグフード |
| ハクビシン | 果物、甘いもの |
地域や季節で好みが変わることもあります。先輩や農家に、その土地で効果のあったエサを聞いてみましょう。
誘い込みの手順
気をつけたいこと
- エサの置きすぎ:箱の外に大量にまくと、外で満足して中に入らない
- ほかの動物:エサにつられて、狙っていない動物(クマなど)を呼び寄せることがある(わなに狙っていない動物(クマ・カモシカ・犬など)がかかったら?)
- 集落の近く:エサで獣を人里に引き寄せてしまわないよう、場所を選ぶ
- 腐ったエサ:においが強くなりすぎると逆効果のこともある。定期的に交換する
くくりわなにエサは使う?
くくりわなは、獣の通り道に仕掛けるのが基本で、エサを使わないことが多い方法です。エサ場の近くに仕掛ける方法もありますが、エサでほかの動物が集まることもあるので注意が必要です。
クマが出没する地域では、米ぬかなどのエサがクマを引き寄せることがあります。箱わなにクマがかかると非常に危険です。地域の出没情報を確認し、市町村と相談して運用しましょう。
出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)、環境省「クマに関する各種情報・取組」(2026年11月時点で確認)