錯誤捕獲とは、狙っていない動物がわなにかかることです。狩猟鳥獣以外の動物(カモシカ、ニホンザル、犬など)は放さなければなりません。クマがかかった場合は非常に危険なので、絶対に近づかず、すぐに市町村や警察などに連絡して指示を受けます。くくりわなでの放獣は危険を伴うため、無理をしないことが第一です。
錯誤捕獲を見つけたら
動物ごとの対応の考え方
| 動物 | 対応の考え方 |
|---|---|
| クマ | 近づかない。市町村などに連絡し、専門の体制で対応 |
| カモシカ | 特別天然記念物。放獣が必要。けがをさせないよう関係機関に相談 |
| ニホンザルなど狩猟鳥獣以外 | 放す必要がある。かみつきに注意 |
| 犬・猫(飼い犬) | 飼い主の可能性。けがをしないよう注意して外し、必要なら警察などに相談 |
| 狩猟鳥獣だが禁止の個体(メスのイタチなど) | 放す |
錯誤捕獲を防ぐために
- 規格に合ったくくりわなを使う(輪の直径12cm以下など)(くくりわなにはどんな規制がありますか?)
- クマの出没が多い場所では、くくりわなの設置を避ける、またはクマがかかりにくい工夫をする
- 箱わなのエサがクマを誘わないよう注意する(箱わなのエサ(誘引)は何がいいですか?)
- 人の生活道や犬の散歩コースの近くに仕掛けない
- 毎日見回り、早く気づく(わなの見回りはどれくらいの頻度で必要ですか?)
クマの錯誤捕獲は特に危険
くくりわなにかかったクマは、ワイヤーを切ったり、固定した木を折ったりして暴れることがあります。近づいた人が襲われる事故も起きています。見つけたら、周りに人が近づかないよう注意を呼びかけ、専門の対応を待ちましょう(クマが出る猟場で気をつけることは?)。
クマの錯誤捕獲の対応は、都道府県や市町村ごとに手順が決められていることがあります。わなを仕掛ける前に、連絡先を確認しておきましょう。
出典・参考:環境省「わなの使用について」、環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)、環境省「クマに関する各種情報・取組」(2026年11月時点で確認)