ワイヤーが切れて獲物が逃げた場合、その獲物は足にワイヤーが残った手負いの状態で、人に向かってくる危険があります。近くの住民や関係者に注意を呼びかけ、必要なら市町村や猟友会に相談します。そのうえで、ワイヤーの太さ、固定のしかた、部品の劣化など原因を見直しましょう。わなが壊された・盗まれたときは、警察への相談も考えます。
獲物が逃げたときの対応
よくある原因
- ワイヤーが細い、さびていた、傷んでいた
- よりもどしが付いていない・壊れていて、ワイヤーがねじれて切れた
- 固定した木が細く、引き抜かれた
- 輪が足の先の方にかかり、抜けた
- バネが弱く、輪が十分に締まらなかった
規格に合ったわなを使い、ワイヤーやバネは定期的に交換しましょう(くくりわなにはどんな規制がありますか?)。
わなが壊された・盗まれたとき
わなや標識が壊されていた、持ち去られていたという場合は、動物によるものか、人によるものかを確かめます。人による妨害や盗難が疑われるときは、警察に相談しましょう。設置場所を地図に記録しておくと、状況の説明に役立ちます。
手負いの獲物を追うときは
手負いの獲物を探して止め刺しをしたい場合でも、一人で藪の中に入るのは危険です。経験のある仲間や猟犬と一緒に、安全を確保して行いましょう(撃った獲物が逃げたらどう追えばいいですか?(手負いの追跡))。
手負いのイノシシは、驚くほど攻撃的になることがあります。逃げた獲物を見かけても、むやみに近づかないでください。
出典・参考:環境省「わなの使用について」、環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)