Q.122わな猟

くくりわなはどんな仕組みですか?選び方は?

公開日  運営:狩猟の疑問100運営事務局

くくりわなは、獣が踏み板(トリガー)を踏むと、バネの力でワイヤーの輪が締まり、足をくくるわなです。軽くて持ち運びやすく、数を仕掛けやすいので、イノシシやシカのわな猟の主力です。選ぶときは、まず法律の規格に合っているか(輪の直径12cm以下、締付け防止金具、よりもどし、イノシシ・シカ用はワイヤーの太さ)を確かめます。

くくりわなの部品

くくりわなの主な部品 ワイヤー 足をくくる輪と、木などに固定する部分 バネ 輪を一気に締める力。押しバネ、ねじりバネなど 踏み板(トリガー) 獣が踏むと作動する部分 締付け防止金具 輪が締まりすぎないようにする金具 よりもどし 獣が暴れてもワイヤーがねじれて切れないための金具
くくりわなの主な部品

方式の違い

  • 踏み板式:地面に埋めた踏み板を踏むと作動する。もっとも一般的
  • 押しバネ式:筒の中のバネを押し縮めて使う。力が強い
  • ねじりバネ式:ねじったバネの戻る力で締める。コンパクト

方式によって、設置のしやすさ、作動の速さ、雪や凍結への強さが違います。地域の先輩が使っているものを参考にすると、その土地に合ったものが選べます。

選ぶときのチェック

  1. 法律の規格に合っているか(製品の説明に明記されているか)(くくりわなにはどんな規制がありますか?)
  2. 狙う獲物(イノシシかシカか)の足の大きさと力に合うか
  3. 地面が固い・石が多い・雪が積もるなど、猟場の条件で使えるか
  4. 交換部品(ワイヤー、バネ)が手に入るか

初心者のおすすめ

最初は、規格に合った市販のセットを数個買い、設置の練習を繰り返すのがおすすめです。慣れてきたら、部品を組み合わせて自分の猟場に合うように工夫する人もいます(わなは自作してもいいですか?)。

クマの生息地では、くくりわなでクマがかかる錯誤捕獲の危険があります。輪の直径の規格は、クマの足が入りにくくするための決まりでもあります(わなに狙っていない動物(クマ・カモシカ・犬など)がかかったら?)。

出典・参考:環境省「わなの使用について」、環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)、山梨県「狩猟のルール」(2026年11月時点で確認)

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