Q.127わな猟

くくりわなはどうやって仕掛けますか?手順を教えてください

公開日  運営:狩猟の疑問100運営事務局

基本の手順は、①獣が足を置く場所に穴を掘る、②踏み板を入れてワイヤーの輪をその上にのせる、③ワイヤーの端を丈夫な立木などに固定する、④土や落ち葉で自然に隠す、⑤標識を付ける、の5つです。獣は人のにおいや地面の違和感にとても敏感なので、元の地面と同じ見た目に戻すことがいちばんのコツです。

仕掛けの手順

くくりわなの基本の仕掛け方 1 場所決め 獣が足を置く位置を見極める 2 穴掘り 踏み板が入る大きさの穴を掘る 3 設置 踏み板とワイヤーの輪を据え、バネを準備 4 固定 ワイヤーの端を立木などにしっかり結ぶ 5 隠す 掘った土や落ち葉で元の地面に見せる 6 標識 見える位置に標識を付ける
くくりわなの基本の仕掛け方

獣に気づかれないための工夫

  • におい:手袋をはめて作業し、わなを土や草のにおいになじませておく
  • 掘った土:余った土は離れた場所に捨て、周りに散らばらないようにする
  • 踏み板の高さ:周りの地面と同じ高さに。沈みすぎても浮きすぎても違和感になる
  • 足場:作業で周りの草や土を踏み荒らさない

固定の注意

  • ワイヤーを結ぶ木は、イノシシやシカが暴れても抜けない、太くて根の張った木を選ぶ
  • 獣が暴れたときに届く範囲に、人が通る道や崖がないようにする
  • 固定するワイヤーの長さは、獣が回り込んでからまないよう調整する

作動の確認

設置したら、作動が確実かどうか、踏み板の感度を確かめます。感度が高すぎると小動物でも作動し、低すぎると獣が踏んでも作動しません。慣れないうちは、先輩に設置を見てもらいましょう。

バネを準備したわなは、人の手や足でも作動します。設置の作業中は、自分の手足を輪の中に入れないよう、手順を守って慎重に行ってください。

出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)、環境省「わなの使用について」(2026年11月時点で確認)

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