わなは毎日見回るのが基本です。かかった獲物を長く苦しませないため、また錯誤捕獲(クマや犬などのかかり)や、人がわなに近づく事故を防ぐためです。都道府県によっては、見回りの頻度を決まりとして定めています。見回りができない日が続くときは、わなを外す(作動しないようにする)のがルールです。
見回りで確認すること
見回りのコツ
- 時間帯:朝の見回りが多い。夜行性の獣は夜にかかることが多いため
- 遠くから確認:わなに近づく前に、双眼鏡などで様子を見る
- においを残さない:わなのすぐそばを歩き回らない
- ルートを決める:複数のわなを効率よく回れる順番を決めておく
獲物がかかっていたら
- 遠くから、何がかかっているか(狩猟鳥獣か、錯誤捕獲か)を確認する
- 獲物が暴れている範囲に入らない
- 狩猟鳥獣なら、止め刺しの準備をし、可能なら仲間を呼ぶ(わなにかかった獲物の止め刺しはどうすればいいですか?)
- クマなどの錯誤捕獲なら、近づかずに市町村や関係機関に連絡する(わなに狙っていない動物(クマ・カモシカ・犬など)がかかったら?)
見回りを楽にする工夫
わなが作動したらスマホに通知が届くセンサーや、カメラを使う人も増えています。ただし、センサーがあっても現地の確認は必要です(わなの見回りを楽にするセンサーやカメラはありますか?)。
見回りをしないまま放置されたわなは、獲物に大きな苦痛を与え、錯誤捕獲されたクマが暴れて周辺の住民に危険を及ぼすこともあります。見回りは狩猟者の大切な責任です。
出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)、環境省「わなの使用について」(2026年11月時点で確認)