ニホンジカは草食で、草、木の葉、ササ、樹皮などを食べます。メスと子どもは群れで行動することが多く、オスは単独や小さな群れで暮らします。秋はオスの発情期で、オスの鳴き声や、木に角をこすりつけた跡が増えます。数が増えた地域では、森林の下草や樹皮を食べ尽くす被害や、農作物の被害が深刻です。
ニホンジカの主な特徴
猟への生かし方
- 食痕やふんで、群れがいる場所を見つける(獲物の痕跡(足跡・ふん・ぬた場)はどう読めばいいですか?)
- 獣道を繰り返し通るので、くくりわなや待ちの場所に生かす
- 立ち止まって振り返る習性があるともいわれる。焦って撃たず、止まるのを待つ
- 群れの頭数を把握し、撃ったあとの動きを予想する
数が増えすぎた地域
シカは、天敵がいなくなったことや、雪が少なくなったことなどで、数が増えたといわれます。森の下草がなくなると、土砂の流出や、ほかの動物や植物の減少につながります。そのため、ニホンジカは指定管理鳥獣として、都道府県が計画的に数を減らす取り組みを進めています(「指定管理鳥獣」とは何ですか?、シカの被害にはどんなものがありますか?)。
似ている動物に注意
ニホンカモシカは、名前に「シカ」とつきますが、ウシの仲間で、国の特別天然記念物です。狩猟できません。角が短くまっすぐで、オスにもメスにもあるのが特徴です(狩猟免許の鳥獣判別はどう覚えればいいですか?)。
シカの生態は、北海道のエゾシカと本州以南のニホンジカで、体の大きさなどが違います。猟をする地域のシカの特徴を、地元の人に教わりましょう。
出典・参考:環境省「狩猟制度の概要」、環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)