わなは、獣が繰り返し通る獣道や、エサ場・ぬた場(泥浴び場)の近くに仕掛けます。新しい足跡、土の掘り返し、木へのこすり跡、ふんなどの痕跡を見て、その道が今も使われているかを判断します。くくりわなは、獣が必ず足を置く場所(倒木をまたいだ先、段差を下りた先など)を見極めるのがコツです。
獣道を見つける手がかり
くくりわなを置く位置
- 獣が足を置く場所:倒木をまたいだ先、段差や斜面を下りた先は、足を置く場所が限られる
- 道幅が狭まる場所:両側が藪や岩で、獣が同じ所を通る場所
- 獣の進む向き:どちらの方向から来るかを足跡で見極める
- 固定できる立木:ワイヤーを結ぶ丈夫な木があるか
避けるべき場所
- 登山道、遊歩道、農道など人が通る場所の近く
- 民家や学校、通学路の近く
- 犬の散歩コースになっている場所
- 鳥獣保護区など、わな猟が禁止・制限されている場所(猟をしてはいけない場所はどこですか?)
- 土地の持ち主の承諾がない場所(他人の土地(私有地・農地)で猟をするときの注意は?)
先輩に教わる
獣道の見極めは、経験の差がもっとも出るところです。先輩の見回りに同行して、どこにどう掛けているかを実際に見るのが上達の近道です(狩猟の師匠や仲間はどうやって見つければいいですか?)。
見つけた痕跡や設置した場所は、スマホの地図アプリに記録しておくと、見回りや翌年の猟場選びに役立ちます(狩猟で役立つGPSや地図アプリは?)。
出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)、環境省「狩猟制度の概要」(2026年11月時点で確認)