狩猟では、ヒグマ・ツキノワグマを捕るためにわなを使うことは禁止猟法です(山梨県の案内)。狩猟でクマを捕れるのは銃猟だけです。一方、人身被害や農作物の被害を防ぐための許可捕獲では、市町村などの許可のもとで、クマ用の箱わな(ドラム缶型など)が使われることがあります。
狩猟と許可捕獲の違い
くくりわなにクマがかかったら
シカやイノシシを狙ったくくりわなにクマがかかるのは、錯誤捕獲です。非常に危険なので、近づかずに市町村や警察に連絡します(わなに狙っていない動物(クマ・カモシカ・犬など)がかかったら?)。
クマの許可捕獲の箱わな
クマの出没が多い地域では、市町村がクマ用の大型の箱わなを設置して捕獲することがあります。設置や見回り、捕獲後の処置は、許可を受けた捕獲従事者や専門の体制で行われます。個人の判断でクマ用のわなを仕掛けることはできません(有害鳥獣駆除(有害捕獲)の許可はどうやって受けますか?)。
クマの管理の状況
クマ類(四国の個体群を除く)は、2024年に指定管理鳥獣に追加され、都道府県による計画的な管理が強化されています。2025年には、市街地に出たクマなどを銃で捕獲する緊急銃猟の制度もできました(クマが指定管理鳥獣になって何が変わりましたか?、「緊急銃猟」とはどんな制度ですか?)。
クマ用の箱わなにかかったクマは、非常に興奮しています。設置場所の近くには近づかず、立ち入り禁止の表示や自治体の案内に従ってください。
出典・参考:山梨県「狩猟のルール」、環境省 報道発表「クマ類の指定管理鳥獣への追加について(意見募集)」、環境省「緊急銃猟制度について」(2026年11月時点で確認)