囲いわなは、柵で大きな囲いを作り、エサで群れを誘い込んで、扉を閉めてまとめて捕獲するわなです。一度に何頭も捕獲できるため、シカやイノシシの被害が大きい地域で、自治体や捕獲事業のチームが使うことが多い方法です。設置や運用には人手と費用がかかります。
囲いわなの仕組み
くくりわな・箱わなとの違い
- 一度に複数の獣を捕獲できる
- 獣の群れに警戒されにくいよう、時間をかけて慣れさせる
- 大きな設備なので、場所の確保と設置の手間がかかる
- 捕獲した複数の獣の止め刺しと処理に、人手が必要
遠隔操作やセンサーの活用
最近は、カメラで囲いの中の様子を見て、群れが入ったタイミングで遠隔操作で扉を閉める仕組みも使われています。見回りの手間を減らし、捕獲の効率を高める工夫です(わなの見回りを楽にするセンサーやカメラはありますか?)。
どんな場面で使われるか
- 農地や森林で、シカが群れで被害を出している地域
- 都道府県が行う指定管理鳥獣捕獲等事業(「指定管理鳥獣」とは何ですか?)
- 自治体が地域ぐるみで行う獣害対策
個人で囲いわなを使うことは少なく、多くは地域の協議会や捕獲事業の一部として運用されます。参加したい場合は、市町村の農林担当課に相談してみましょう。
出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)、環境省「狩猟制度の概要」(2026年11月時点で確認)