Q.178猟の実践・猟場・猟犬

獲物を仕留めたあとは何をすればいいですか?

公開日  運営:狩猟の疑問100運営事務局

獲物を仕留めたら、①本当に死んでいるかを安全に確認し、②必要なら止め刺し、③すぐに放血、④内臓を出して冷やす、⑤運び出して解体、の順に進めます。肉をおいしく安全にいただくには、放血と冷却をできるだけ早く行うことが大切です。捕獲の日時・場所・種類は、猟期後の報告のために記録しておきます。

仕留めてからの流れ

獲物を仕留めてからの流れ 1 確認 近づく前に動かないか確かめ、銃を脱包 2 とどめ まだ息があれば素早く止め刺し 3 放血 心臓近くの血管を切り、血を出す 4 内臓出し 腹を開けて内臓を出す(場所と衛生に注意) 5 冷却 沢の水などで体温を下げる 6 運搬と解体 運び出し、処理場や解体場所へ
獲物を仕留めてからの流れ

確認のしかた

  • 銃を構えたまま近づかない。脱包して、安全な状態にしてから近づく
  • 獲物の後ろ側(背中側)から近づき、目が開いたまま動かないか、呼吸をしていないかを見る
  • 棒などで軽く触れて反応を確かめる

時間との勝負

獲物の体温が高いままだと、肉の傷みが早く進み、においの原因になります。特にイノシシは体温が下がりにくいといわれます。放血・内臓出し・冷却をできるだけ早く行いましょう(放血(血抜き)はどうやるのですか?、獲物はどうやって冷やせばいいですか?)。

記録すること

  • 捕獲した日時と場所(地図の区画番号など)
  • 獲物の種類、オス・メス、大きさ
  • 写真(種類や性別の確認にも役立つ)

これらは猟期後の捕獲報告に使います(捕獲報告(出猟カレンダー)はどう書いて提出しますか?)。許可捕獲の場合は、自治体が決めた方法で証拠(写真や尾など)を残すことが求められます(駆除の報奨金(捕獲報奨金)はいくらもらえますか?)。

解体で出た内臓や残りは、山に放置してはいけません。クマなどを引き寄せる原因にもなります。決められた方法で処理しましょう(食べない部分や捕獲した獣の残りはどう処分しますか?)。

出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)、厚生労働省「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」(2026年11月時点で確認)

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