猟犬の訓練の基本は、①名前を呼んだら必ず戻る呼び戻し、②待て・来いなどの基本の指示、③銃声への慣らし、④獲物のにおいへの慣らしです。若い犬は、経験のある犬と一緒に猟に出て、追い方や吠え方を学ぶことも多くあります。訓練は、猟期外も含めて毎日少しずつ続けることが大切です。
訓練の段階
呼び戻しがいちばん大事
猟犬は、獲物を追って遠くまで走ります。呼び戻しができないと、迷子になったり、道路に出て事故に遭ったり、人やペットにけがをさせたりするおそれがあります。どんな状況でも、呼べば戻ってくるように訓練しましょう。
銃声への慣らし
銃声を怖がる犬は、猟で働けなくなることがあります。いきなり近くで撃つのではなく、遠くの小さな音から、エサや遊びと結びつけて少しずつ慣らしていきます。
訓練のときの注意
- 叱ってばかりいると、犬がやる気をなくす。できたらほめる
- 子犬のうちに無理をさせない。体ができてから本格的な訓練を
- 訓練の場所は、人やほかの犬の迷惑にならない場所を選ぶ
- 訓練でも、狩猟鳥獣を追わせるのは猟期や許可の範囲内で
猟犬の訓練のしかたは、犬種や猟のスタイル、地域の習慣によって違います。地元の猟犬の飼い主や、猟犬の訓練に詳しい人に教わるのが近道です。
出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)