Q.164猟の実践・猟場・猟犬

巻き狩りのタツ(待ち)で気をつけることは?

公開日  運営:狩猟の疑問100運営事務局

タツ(待ち)は、巻き狩りで獲物の逃げ道に陣取って待つ射手の役割です。基本は、①決められた場所から動かない、②撃ってよい範囲(射界)と、撃ってはいけない方向を確認する、③音やにおいを出さずに静かに待つ、④獲物が出たら、獲物であることと背後の安全を確かめてから撃つ、の4つです。

タツに着いたらすること

タツに着いたら確認すること 位置 両隣のタツの場所 勢子が来る方向 自分の位置を無線で報告 射界 撃ってよい方向と範囲 撃ってはいけない方向(仲間・道・家) 背後の斜面(バックストップ) 準備 装填は合図のあと 安全装置の確認 足場の安定
タツに着いたら確認すること

獲物の出方

  • 獲物は、勢子や犬に追われて、尾根や沢沿い、獣道を通って逃げてくることが多い
  • 音を立てずに突然現れることもあれば、遠くから藪を揺らして来ることもある
  • 犬の鳴き声の動きで、獲物がどこにいるかの見当がつく

撃つときの注意

待つときの心得

タツは、何時間も獲物が来ないこともあります。寒さ対策をし、動かずに待つ忍耐が求められます。携帯電話をいじったり、物音を立てたりすると、獲物に気づかれてしまいます(寒い時期の猟で体を冷やさない工夫は?)。

猟が終わる合図があるまで、タツから動かないのが原則です。勝手に移動すると、仲間が自分を獲物と見間違えるおそれがあります。移動するときは、必ず無線で知らせましょう。

出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)、環境省「鳥獣保護管理法第38条の解釈について」(2026年11月時点で確認)

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