Q.165猟の実践・猟場・猟犬

巻き狩りの勢子(せこ)はどんな役割ですか?

公開日  運営:狩猟の疑問100運営事務局

勢子(せこ)は、巻き狩りで猟犬と一緒に山の中に入り、獲物を追い出してタツ(待ち場)の方へ向かわせる役割です。山の斜面や藪を歩き回る体力と、足跡や犬の動きから獲物の居場所を読む経験が求められます。勢子が自分で撃つこともありますが、その場合はタツの位置に十分注意する必要があります。

勢子の動き方

勢子の基本の動き 1 入山 決められた場所から山に入り、犬を放つ 2 追い込み 声や音を出しながら、獲物をタツの方へ追う 3 連絡 犬の動きや獲物の様子を無線で伝える 4 射撃 自分で撃つときはタツの方向に注意 5 合流 猟が終わったら決められた場所に集まる
勢子の基本の動き

勢子のコツ

  • 風下から入る:獲物ににおいで気づかれないよう、風向きを考える(狩猟で風向きが大事だと言われるのはなぜですか?)
  • 声や音:わざと音を出して獲物を動かす。猟隊によってやり方が違う
  • 犬を信じる:犬の鳴き方で、獲物を見つけたか、追っているかがわかる
  • タツの位置を頭に入れる:どこに誰がいるかを常に意識する

勢子の安全

初心者にとっての勢子

勢子は、山の地形や獲物の動きを体で覚えられる役割です。最初は経験者の勢子についていき、犬の扱いや追い込み方を学びましょう。

地域によって、勢子の呼び方や役割の分け方、使う合図の言葉は違います。猟隊のやり方に従いましょう(猟師がよく使う言葉を教えてください(用語集))。

出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)

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