Q.175猟の実践・猟場・猟犬

獲物まで何メートルなら撃っていいですか?撃つ判断は?

公開日  運営:狩猟の疑問100運営事務局

撃ってよい距離は、法律で決まった数字ではなく、自分が確実に急所に当てられる距離かどうかと、弾が届く範囲に人や建物などがないかで判断します。射撃場で練習して、自分の銃・弾・腕で確実に当てられる距離を知っておき、それより遠ければ撃たない、少しでも安全に不安があれば撃たないのが原則です。

撃つ前のチェック

撃つ前に確認すること 獲物 狩猟鳥獣であることを確認 体全体が見えている 急所を狙える向き 距離 自分が確実に当てられる距離 散弾・スラッグ・ライフルの特性 安全 背後に弾を受け止める斜面がある 人・家・道路・車・家畜がない 仲間の位置がわかっている
撃つ前に確認すること

撃ってはいけない状況

  • 藪の中の影や、音だけで、獲物と確認できない
  • 獲物が尾根の上にいて、背後が見えない
  • 獲物の向こうに道路、家、田畑で作業している人がいる
  • 獲物が仲間の方向に走っている
  • 日の出前・日没後(銃猟ができる時間は決まっていますか?)
  • 確実に当てられる距離より遠い

練習で距離をつかむ

見送る勇気

撃てるかどうか迷う獲物は、見送るのが正解です。手負いにしてしまうと、獲物を苦しませるだけでなく、追跡で危険が増えます。「撃たなかった」ことは失敗ではありません。

「当たるかもしれない」で撃つのは、獲物にも人にも危険です。確実さと安全の両方がそろったときだけ、引き金を引きましょう。

出典・参考:環境省「鳥獣保護管理法第38条の解釈について」、環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)

↑