猟犬には、シカやイノシシを追う大物猟の犬と、鳥を探す鳥猟の犬がいます。大物猟では、紀州犬や甲斐犬などの日本犬、ビーグルなどのハウンド系、それらの雑種などが使われ、においで獲物を追い、吠えて居場所を知らせます。鳥猟では、ポインターやセッター、レトリーバーなどが使われます(鳥猟に使う猟犬にはどんな種類がありますか?)。
大物猟の犬の役割
飼う前に考えること
- 運動量:猟犬は毎日たっぷりの運動が必要
- 飼育場所:犬舎、運動のスペース。近所への鳴き声の配慮
- 費用:エサ代、ワクチン、病気やけがの治療費、GPS首輪など
- 時間:毎日の世話と、猟期外の訓練
- けがのリスク:イノシシの牙でけがをすることもある。治療の備えが必要
飼い主としての責任
- 犬の登録と狂犬病の予防注射は法律の義務
- 猟の最中に犬が人や家畜、ペットにけがをさせると、飼い主の責任が問われる(猟犬が迷子になったり、ほかの人に迷惑をかけたりしたら?)
- 迷子にならないよう、GPS首輪を付け、迷子札を付ける(猟犬のGPS首輪や無線機を使うときの注意は?)
- 猟期外も、犬を放し飼いにしない
猟犬をどこで迎えるか
猟犬は、猟仲間や猟犬の繁殖をしている人から子犬を譲ってもらうことが多いです。猟の能力は血統や育て方で大きく変わるので、経験者に相談して迎えましょう。
猟犬は、猟の相棒であり家族でもあります。猟をやめたあとの犬の暮らしまで考えて迎えることが大切です。
出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)