鳥獣保護管理法では、垣根や柵などで囲まれた土地、作物のある土地で狩猟をするには、その土地の占有者の承諾が必要とされています。それ以外の山林でも、トラブルを防ぐために土地の持ち主の理解を得るのが基本です。特にわなを掛けるときは、必ず土地の持ち主の許可を取りましょう。
承諾が必要な土地
わなは特に慎重に
わなは長期間、同じ場所に置くことになります。持ち主に断らずに掛けると、草刈りや山仕事の人がかかる事故、持ち主の犬がかかる事故につながりかねません。持ち主の連絡先、わなの場所と数、見回りの時間を伝えておくと安心です(わなはどこに仕掛ければいいですか?獣道の見つけ方は?)。
承諾を取るときのコツ
- 自治会や地元の猟友会を通じて紹介してもらう
- 何を、どこで、いつまで、どの方法で捕るのかを具体的に説明する
- 獲物がかかったら連絡する、畑を荒らさないなどの約束をする
- 口約束でもよいが、メモや地図で場所を共有しておくとトラブルを防げる
獣害に悩む農家にとっては
イノシシやシカの被害に悩む農家にとって、わなを掛けて捕獲してくれる人は助かる存在です。農家と協力関係を作ると、猟場が広がり、地域の信頼も得られます(農家が自分の畑でイノシシを捕るにはどうすればいいですか?)。
承諾なしに作物のある畑で猟をした、柵を壊して入ったなどのトラブルは、狩猟全体への信頼を損ないます。地元の人とのつながりは、猟場を長く使うための土台です(猟場で守るべきマナーは何ですか?)。
出典・参考:e-Gov法令検索「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」、環境省「狩猟制度の概要」(2026年11月時点で確認)