Q.058狩猟者登録・猟期・ルール

他人の土地(私有地・農地)で猟をするときの注意は?

公開日  運営:狩猟の疑問100運営事務局

鳥獣保護管理法では、垣根や柵などで囲まれた土地、作物のある土地で狩猟をするには、その土地の占有者の承諾が必要とされています。それ以外の山林でも、トラブルを防ぐために土地の持ち主の理解を得るのが基本です。特にわなを掛けるときは、必ず土地の持ち主の許可を取りましょう。

承諾が必要な土地

狩猟前に承諾を取るべき土地 法律で承諾が必要 垣根や柵で囲まれた土地 作物のある土地(田畑・果樹園など) 承諾を取るのが常識 わなを掛ける山林や農地 私道や作業道 家の裏山や庭先に近い場所 別の手続き 国有林(森林管理署) 公園や公共施設の敷地
狩猟前に承諾を取るべき土地

わなは特に慎重に

わなは長期間、同じ場所に置くことになります。持ち主に断らずに掛けると、草刈りや山仕事の人がかかる事故、持ち主の犬がかかる事故につながりかねません。持ち主の連絡先、わなの場所と数、見回りの時間を伝えておくと安心です(わなはどこに仕掛ければいいですか?獣道の見つけ方は?)。

承諾を取るときのコツ

  • 自治会や地元の猟友会を通じて紹介してもらう
  • 何を、どこで、いつまで、どの方法で捕るのかを具体的に説明する
  • 獲物がかかったら連絡する、畑を荒らさないなどの約束をする
  • 口約束でもよいが、メモや地図で場所を共有しておくとトラブルを防げる

獣害に悩む農家にとっては

イノシシやシカの被害に悩む農家にとって、わなを掛けて捕獲してくれる人は助かる存在です。農家と協力関係を作ると、猟場が広がり、地域の信頼も得られます(農家が自分の畑でイノシシを捕るにはどうすればいいですか?)。

承諾なしに作物のある畑で猟をした、柵を壊して入ったなどのトラブルは、狩猟全体への信頼を損ないます。地元の人とのつながりは、猟場を長く使うための土台です(猟場で守るべきマナーは何ですか?)。

出典・参考:e-Gov法令検索「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」、環境省「狩猟制度の概要」(2026年11月時点で確認)

↑