矢先の確認とは、撃つ前に、弾が飛んでいく先と、その背後に、人、家、道路、家畜、電線などがないかを確かめることです。弾は、外れても、獲物を貫いても、遠くまで飛ぶことがあります。法律でも、弾が届くおそれのある人や建物などに向かって撃つことは禁止されています(銃猟禁止区域や特定猟具使用禁止区域とは何ですか?)。
矢先の確認のポイント
バックストップの考え方
弾が獲物に当たらなかったり、獲物を貫いたりしたときに、背後の土の斜面が弾を受け止めてくれる方向に撃つのが安全です。尾根の上にいる獲物を下から撃つと、弾が空に向かって飛び、遠くまで届いてしまうおそれがあります(散弾やライフルの弾はどれくらい遠くまで届きますか?)。
跳弾に注意
- 岩や固い地面:弾が跳ねて、思わぬ方向に飛ぶ
- 水面:浅い角度で撃つと、弾が水面で跳ねる
- 凍った地面:冬は地面が固く、跳ねやすい
矢先の確認ができないとき、背後が見えないときは、撃たないのが正しい判断です。獲物を逃しても、事故を起こすよりずっとよいのです(「見えないものは撃たない」とはどういうことですか?)。
出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)、山梨県「狩猟のルール」(2026年11月時点で確認)