散弾の号数は粒の大きさを表し、号数が大きいほど粒は小さくなります。国体のクレー射撃の要項では、トラップは7.5号(約2.41mm)以下、スキートは9号(約2.0mm)以下の装弾を使うと定められています。鳥猟では、小さい鳥・近い距離ほど小さな粒(大きい号数)、大きい鳥・遠い距離ほど大きな粒(小さい号数)を選ぶのが基本の考え方です。
号数と粒の大きさの関係
獲物別の考え方
| 獲物 | 考え方 |
|---|---|
| クレー(スキート) | 9号以下(競技の規定による) |
| クレー(トラップ) | 7.5号以下(競技の規定による) |
| ヒヨドリ・スズメなど小鳥 | 小さな粒(大きい号数)で数を確保 |
| キジバト・キジ・ヤマドリ | 中くらいの粒。距離に合わせる |
| カモ | やや大きめの粒。水辺で距離があることが多い |
| 大型獣 | 散弾ではなくスラッグ弾(スラッグ弾・サボット弾とは?シカやイノシシに使う弾の選び方) |
具体的にどの号数を使うかは、猟場の距離、銃のチョーク、地域の慣習でも変わります。地元の先輩や銃砲店に相談するのが確実です。
粒が大きすぎても小さすぎてもよくない
粒が小さすぎると、獲物に当たっても威力が足りず、手負いにしてしまいます。粒が大きすぎると、粒の数が少なくなり、当たりにくくなります。獲物を苦しませずに仕留めるには、獲物と距離に合った号数を選ぶことが大切です(シカやイノシシのどこを狙えばいいですか?(急所))。
遠くまで届く
粒が大きいほど、散弾は遠くまで飛びます。小さな粒でも数百メートル先まで届くことがあるので、矢先の確認を怠ってはいけません(散弾やライフルの弾はどれくらい遠くまで届きますか?)。
号数と粒の直径の対応は、製品や規格で多少違います。正確な値は実包の箱の表示や、銃砲店の案内で確認してください。
出典・参考:SAGA2024国スポ「クレー射撃 競技実施要項」、環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)