狩猟用ライフルの口径は、獲物の大きさ、狙う距離、猟の形(巻き狩りか忍び猟か)、反動に耐えられるか、弾の手に入りやすさで選びます。日本のシカ・イノシシ猟では、獲物を確実に仕留められる中口径の弾がよく使われ、クマなど大きな獣を狙うなら、より威力のある弾が選ばれる傾向があります。
口径を選ぶときの5つの視点
口径が大きければいいわけではない
口径が大きく威力の強い弾は、反動も強く、慣れないと狙いが乱れます。また、獲物の肉を大きく傷めることもあります。自分が確実に急所に当てられる弾を選ぶことが、獲物を苦しませないために最も大切です(シカやイノシシのどこを狙えばいいですか?(急所))。
弾の重さと形
同じ口径でも、弾頭の重さや形によって、飛び方や獲物への当たり方が変わります。シカ猟とクマ猟では、使う弾を変える人もいます。銅などの無鉛弾は、鉛弾と飛び方や効き方が違うので、射撃場で確かめてから使いましょう(鉛を使わない弾(無鉛弾)にはどんなものがありますか?)。
ライフルは持つまでが長い
ライフル銃は、原則として散弾銃を10年以上継続して所持していることが条件です。獣害対策などの特例でライフルを持つ場合も、自治体や警察との手続きが必要です(ライフル銃を持つにはどんな条件がありますか?)。
スコープとの組み合わせ
遠くの獲物を狙うライフルは、スコープ(望遠の照準器)と組み合わせて使うのが一般的です。銃・弾・スコープを合わせて調整し、射撃場でゼロインしておきます(ライフルやスラッグ銃のスコープはどう選びますか?、ゼロイン(照準合わせ)とは?どうやればいいですか?)。
具体的な口径名や弾の銘柄の選び方は、猟をする地域の獲物の大きさや猟場の地形で変わります。地域のベテランや銃砲店に相談するのがいちばんです。
出典・参考:e-Gov法令検索「銃砲刀剣類所持等取締法」、北海道「ハーフライフル銃の規制強化について」(2026年11月時点で確認)