スコープは、猟の形に合った倍率、明るさ(対物レンズの大きさ)、丈夫さ、しっかりした取り付けで選びます。走る獲物を近い距離で撃つ巻き狩りでは低倍率(視野が広い)、遠くの獲物を狙う忍び猟では倍率を変えられるものが便利です。取り付けたら、射撃場で必ずゼロイン(照準合わせ)をします。
猟の形と倍率
選ぶポイント
- 倍率:高すぎると視野が狭くなり、動く獲物を見失いやすい
- 明るさ:朝夕の薄暗い時間に見やすい(ただし銃猟は日の出から日没まで)
- 丈夫さ:山で転んだりぶつけたりしても照準がずれにくい
- くもり止め・防水:雨や雪、寒暖差でくもらないもの
- 目の位置(アイレリーフ):反動でスコープが目に当たらない距離
取り付けの注意
スコープは、銃に合ったマウント(台座)で確実に固定します。取り付けがゆるいと、撃つたびに照準がずれます。取り付けは銃砲店に頼むと安心です。銃の構造を変える改造にならないよう、取り付け方法は銃砲店に相談してください(猟銃の部品交換や改造はしてもいいですか?)。
ゼロインを忘れずに
スコープを付けたら、射撃場で狙った点に弾が当たるよう調整します。一度合わせても、銃をぶつけたり、弾を変えたりするとずれるので、猟期の前に毎年確認しましょう(ゼロイン(照準合わせ)とは?どうやればいいですか?)。
スコープで人や家を覗くのは、相手に大きな不安を与えます。獲物を探すときは双眼鏡を使い、スコープは撃つと決めたときにだけ覗くのがマナーです(狩猟に双眼鏡は必要ですか?選び方は?)。
出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)