実包を自分で作るリロード(手詰め)は、火薬類取締法にもとづいて、猟用火薬の譲受許可や消費許可などを受ければ可能です。警視庁の案内では、無煙火薬・黒色猟用火薬(25kg以下)の譲受許可の手数料は3,500円です。ただし、火薬の扱いには爆発や火災の危険があり、分量を間違えると銃の破損や事故につながるため、初心者にはすすめられません。
リロードに必要な主な手続き(考え方)
なぜ難しいのか
- 火薬の量がわずかに多いだけで、銃身や機関部が壊れるおそれがある
- 火薬や雷管の保管には、実包以上に厳しい決まりがある
- 作業中の火気や静電気による事故の危険がある
- 自分で作った実包の品質を、自分で保証しなければならない
リロードをする人の理由
ライフル射撃の上級者には、自分の銃に最も合う弾を作って精度を高めるためにリロードをする人がいます。散弾でも、競技用に作る人がいます。いずれも長い経験と、正確な道具と記録が前提です。
初心者はまず市販の弾で
初心者のうちは、市販の実包の中から自分の銃と猟に合うものを選ぶだけで十分です。弾を変えて射撃場で試すことで、弾による違いを学べます(散弾の号数とは?獲物によってどう選べばいいですか?、スラッグ弾・サボット弾とは?シカやイノシシに使う弾の選び方)。
火薬類の無許可での譲受・消費・保管は、火薬類取締法違反になり、猟銃の所持許可の取消しにもつながります。必ず事前に警察署で手続きを確認してください。
出典・参考:警視庁「銃砲刀剣類等の手数料一覧」、e-Gov法令検索「銃砲刀剣類所持等取締法」(2026年11月時点で確認)