散弾銃の弾(装弾・実包)は、主に散弾(小さな粒がたくさん入ったもの)と、スラッグ弾(大きな1発の弾)、サボット弾(弾をプラスチックの筒で包み、ライフリングのある銃身で回転させるもの)に分かれます。鳥やクレーには散弾、シカやイノシシにはスラッグ弾を使うのが基本です。
弾の種類
散弾のしくみ
散弾の実包の中には、火薬、ワッズ(仕切り)、たくさんの粒が入っています。撃つと粒が広がって飛ぶため、動いている鳥やクレーに当てやすくなります。粒の大きさは「号数」で表し、号数が大きいほど粒は小さくなります(散弾の号数とは?獲物によってどう選べばいいですか?)。
スラッグ弾とサボット弾
スラッグ弾は、1発の大きな弾で、大型獣を仕留める威力があります。サボット弾は、ライフリングのある銃身(ハーフライフルやライフル銃身)と組み合わせて精度を高める弾です。ハーフライフル銃は2025年3月からライフル銃の扱いになりました(スラッグ弾・サボット弾とは?シカやイノシシに使う弾の選び方、ハーフライフルの規制はどう変わりましたか?)。
無鉛弾
鉛の散弾やスラッグ弾の代わりに、スチールや銅を使った弾もあります。鉛弾が禁止されている区域や、鉛中毒を防ぐために使われます(鉛を使わない弾(無鉛弾)にはどんなものがありますか?、鉛弾の規制とは何ですか?指定猟法禁止区域とは?)。
弾を選ぶときの注意
- 銃の番径と、薬室の長さ(実包の長さ)に合った弾を使う
- 銃身のチョーク(絞り)によっては使えない弾がある(散弾銃のチョーク(絞り)とは何ですか?)
- 狩猟と射撃場で使える弾の決まりが違うことがある(射撃場ごとの規定)
銃に合わない弾を使うと、銃の破損や事故につながります。初めて使う弾は、銃砲店に銃と弾の組み合わせを確認してもらいましょう。
出典・参考:SAGA2024国スポ「クレー射撃 競技実施要項」、環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)