基本は、大型獣(シカ・イノシシ・クマ)にはスラッグ弾やライフル弾、中型の鳥(カモ・キジ・ヤマドリ・キジバト)には散弾、小鳥やカラスには空気銃か小粒の散弾です。獲物を苦しませずに確実に仕留められる組み合わせを選ぶことが何より大切です。
獲物別の基本の組み合わせ
| 獲物 | 主な銃 | 主な弾 |
|---|---|---|
| シカ・イノシシ(巻き狩り) | 散弾銃(スラッグ用)、ライフル | スラッグ弾、ライフル弾 |
| シカ(忍び猟・遠距離) | ライフル | ライフル弾 |
| クマ | ライフル、散弾銃(スラッグ) | 威力の大きい弾 |
| カモ | 散弾銃 | やや大きめの粒の散弾 |
| キジ・ヤマドリ | 散弾銃 | 中くらいの粒の散弾 |
| キジバト・ヒヨドリ | 散弾銃、空気銃 | 小さめの粒の散弾、ペレット |
| カラス | 空気銃、散弾銃 | ペレット、散弾 |
| タヌキ・アナグマなど | 散弾銃、空気銃(近距離) | 散弾、ペレット |
1丁で何でもはできない
1丁の散弾銃でも、弾を替えれば鳥にも大型獣にも使えます。ただし、鳥猟向けの長い銃身と、山の中で取り回しやすい短い銃身では向き不向きがあります。替え銃身を使う人もいます(最初の散弾銃はどう選べばいいですか?)。
わなにかかった獲物は
わなにかかったシカやイノシシの止め刺しには、銃を使う人もいれば、刃物や電気止め刺し器を使う人もいます。銃を使う場合は、銃猟の登録と所持許可、時間の制限などの決まりを守ります(わなにかかった獲物の止め刺しはどうすればいいですか?)。
地域の決まりと慣習
鉛弾が禁止されている地域、特定の猟具が使えない地域もあります。地域の猟隊で決まっている弾の種類(巻き狩りでは散弾を使わないなど)があることもあるので、事前に確認しましょう(鉛弾の規制とは何ですか?指定猟法禁止区域とは?)。
具体的な口径や号数の選び方は、狩猟用のライフルの口径はどう選べばいいですか?、散弾の号数とは?獲物によってどう選べばいいですか?でくわしく解説しています。
出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)、山梨県「狩猟のルール」(2026年11月時点で確認)