上下二連は銃身が上下に2本、水平二連は横に2本並んだ散弾銃で、どちらも銃を折って弾を込める「元折れ式」です。自動銃(セミオート)は、発射のガスや反動で次の弾を自動で送り込む銃で、2発目を撃ちやすく、反動もやわらかく感じられます。ポンプ式は前の握り(先台)を前後に動かして弾を送ります。
形式ごとの特徴
安全面の違い
元折れ式(上下二連・水平二連)は、銃を折れば薬室が見えるため、弾が入っていないことを周りの人にも示しやすいという利点があります。猟隊で移動するときや、射撃場で休むときは、銃を折って持つのが基本です。自動銃やポンプ式は、ボルトを開いて薬室を見せ、弾倉も空であることを確かめる必要があります(「見えないものは撃たない」とはどういうことですか?)。
装填数の制限
自動銃やポンプ式は、弾倉に複数の弾が入る構造のため、狩猟では栓(プラグ)を入れて、弾倉と薬室を合わせて2発以下にしなければなりません(狩猟で使う散弾銃は何発まで装填できますか?)。
手入れの違い
元折れ式は構造が比較的単純で、手入れがしやすいといわれます。自動銃はガスの通り道などに汚れがたまりやすく、作動不良を防ぐためにこまめな手入れが必要です(猟銃の手入れはどうすればいいですか?)。
形式の好みは人それぞれです。射撃場で仲間の銃を見せてもらったり、銃砲店でいろいろな形式を構えたりして、自分に合うものを選びましょう。
出典・参考:山梨県「狩猟のルール」、環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)