Q.119銃と弾の選び方

鉛を使わない弾(無鉛弾)にはどんなものがありますか?

公開日  運営:狩猟の疑問100運営事務局

無鉛弾には、銅や銅合金のライフル弾・スラッグ弾、スチール(鉄)の散弾、ビスマスやタングステン系の散弾などがあります。猛禽類の鉛中毒を防ぐために使われ、鉛弾が禁止されている区域では使わなければなりません。鉛より硬い、軽いなどの性質の違いがあるため、銃との相性と飛び方・効き方を確かめてから使うことが大切です。

主な無鉛弾

主な無鉛弾の種類 銅のライフル弾 シカ猟などで使われる。硬く、獲物の体内での広がり方が鉛と違う 銅のスラッグ・サボット弾 大型獣用。銃身との相性を確認 スチール散弾 鳥猟用。鉛より軽く、号数の選び方を変える ビスマス・タングステン系 鉛に近い性能。価格は高め
主な無鉛弾の種類

鉛弾との違い

  • 重さ:スチールは鉛より軽いので、同じ号数では威力が落ちやすい。大きめの粒を選ぶことが多い
  • 硬さ:硬い弾は銃身やチョークに負担をかけることがある。古い銃や強い絞りのチョークでは使えないことも
  • 効き方:ライフル弾は、鉛と銅で獲物の体内での広がり方が違う。射撃場で確かめて、急所への当て方を考える

使う前に確認すること

  1. 自分の銃(特に銃身とチョーク)で使える弾か、銃砲店に確認する
  2. 射撃場で撃って、当たる位置(ゼロイン)を確かめる(ゼロイン(照準合わせ)とは?どうやればいいですか?)
  3. 獲物と距離に合った弾の重さや粒の大きさを選ぶ

規制の動き

北海道ではエゾシカ猟での鉛弾が規制され、全国でも指定猟法禁止区域で鉛弾が禁止されています。今後も規制が広がる可能性があるので、早めに無鉛弾に慣れておくのも一つの考え方です(鉛弾の規制とは何ですか?指定猟法禁止区域とは?)。

弾の性能は製品ごとに違います。メーカーの説明と、銃砲店のアドバイスを参考に選びましょう。

出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)、環境省「狩猟制度の概要」(2026年11月時点で確認)

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