ニホンジカは数が増えたことで、農作物の被害だけでなく、森林の木の皮をはぐ・苗木を食べる、下草を食べ尽くして土砂が流れやすくなる、高山の植物が消える、車や列車との衝突など、多くの問題を引き起こしています。シカは国の指定管理鳥獣で、捕獲を強める対象になっています(「指定管理鳥獣」とは何ですか?)。
シカによる主な被害
対策の考え方
- 防護柵:シカは高く跳べるので、イノシシより高い柵が必要。森林では苗木を守るネットや筒も使う
- 捕獲:シカは繁殖力が強く、捕獲を続けないと数が戻りやすい
- 地域全体の取り組み:一つの畑だけを守ると、隣の畑に被害が移ることがある
獲ったシカを生かす
捕獲したシカの肉は、ジビエとして利用されています。国の統計では、ジビエとして解体された獣のうち、シカが約7割を占めています(ジビエはどのくらい利用されていますか?、鹿肉はどんな味ですか?おいしい食べ方は?)。
シカと車の衝突は、夕方から夜に多いといわれます。シカの多い地域を走るときは、スピードを落とし、道路わきの動きに注意しましょう。
出典・参考:環境省 報道発表「クマ類の指定管理鳥獣への追加について(意見募集)」、農林水産省「野生鳥獣資源利用実態調査の結果(令和6年度)」(2026年11月時点で確認)