Q.189クマ・イノシシ・シカと獣害駆除

シカの被害にはどんなものがありますか?

公開日  運営:狩猟の疑問100運営事務局

ニホンジカは数が増えたことで、農作物の被害だけでなく、森林の木の皮をはぐ・苗木を食べる、下草を食べ尽くして土砂が流れやすくなる、高山の植物が消える、車や列車との衝突など、多くの問題を引き起こしています。シカは国の指定管理鳥獣で、捕獲を強める対象になっています(「指定管理鳥獣」とは何ですか?)。

シカによる主な被害

シカの主な被害 農作物 稲、野菜、豆、果樹の若い芽などを食べる 森林 木の皮をはいで木を枯らす、植えた苗木を食べる 生態系 下草がなくなり、ほかの動物や植物が減る 土砂の流出 地面がむき出しになり、雨で土が流れる 交通事故 道路や線路に飛び出し、車や列車と衝突する
シカの主な被害

対策の考え方

  • 防護柵:シカは高く跳べるので、イノシシより高い柵が必要。森林では苗木を守るネットや筒も使う
  • 捕獲:シカは繁殖力が強く、捕獲を続けないと数が戻りやすい
  • 地域全体の取り組み:一つの畑だけを守ると、隣の畑に被害が移ることがある

獲ったシカを生かす

捕獲したシカの肉は、ジビエとして利用されています。国の統計では、ジビエとして解体された獣のうち、シカが約7割を占めています(ジビエはどのくらい利用されていますか?、鹿肉はどんな味ですか?おいしい食べ方は?)。

シカと車の衝突は、夕方から夜に多いといわれます。シカの多い地域を走るときは、スピードを落とし、道路わきの動きに注意しましょう。

出典・参考:環境省 報道発表「クマ類の指定管理鳥獣への追加について(意見募集)」、農林水産省「野生鳥獣資源利用実態調査の結果(令和6年度)」(2026年11月時点で確認)

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