イノシシは、わなにかかったときや手負いになったときに、人に向かって突進してくることがあります。オスの鋭い牙で太ももなどを切られると、大きな血管を傷つけて大けがになることもあります。イノシシを扱うときは、近づき方と距離に十分注意しましょう。
危険な場面
安全のためのポイント
- ワイヤーの届く範囲に入らない:くくりわなのワイヤーの長さと、つながっている木を確かめる
- ワイヤーやわなの状態を確認:切れかかっていないか、木が抜けそうでないか
- 複数で対応:一人で止め刺しをしない
- 逃げ場を確保:突進されたときに逃げられる場所を考えておく
- 手負いを深追いしない:藪に逃げ込んだら、時間をおいて慎重に追う
けがをしたとき
太ももなどを牙で切られた場合は、傷口を強く押さえて止血し、すぐに救急車を呼びます。出血が多いときは、命にかかわることがあります(狩猟に持っていく救急セットには何を入れればいいですか?、狩猟中に多いけがは何ですか?)。
わなにかかったイノシシのワイヤーが外れたり、切れたりする事故も起きています。わなの点検と、止め刺しの道具の準備を怠らないでください(狩猟の道具はどう手入れすればいいですか?)。
出典・参考:環境省「わなの使用について」、環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)