「見えないものは撃たない」は、狩猟の安全の最も大切な基本です。物音がした、藪が揺れた、黒い影が見えたというだけで撃つと、その先に人や仲間の犬がいるかもしれません。撃ってよいのは、獲物の全身がはっきり見えて、種類がわかり、背後が安全だと確かめられたときだけです。
撃つ前の3つの確認
撃ってはいけない場面
- 藪の中で揺れているだけのとき
- 獲物の一部しか見えないとき
- 薄暗くて、はっきり見えないとき
- 仲間がどこにいるかわからないとき
- 撃ってよい鳥獣かどうか、わからないとき(狩猟免許の鳥獣判別はどう覚えればいいですか?)
「撃たない勇気」
獲物を目の前にすると、誰でも撃ちたくなります。しかし、迷ったときに撃たない判断ができることが、よいハンターの条件です。撃たなかった獲物は、また次の機会に出会えます。
見えないものを撃って人を死なせてしまった事故は、実際に起きています。一瞬の判断が一生を左右することを忘れないでください(誤射(人を獲物と間違えて撃つ事故)はなぜ起きるのですか?)。
出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)