イノシシの被害を減らすには、①柵で守る(防護)、②寄せつけない環境をつくる(環境整備)、③数を減らす(捕獲)の3つを組み合わせることが大切です。捕獲だけ、柵だけでは十分な効果が出にくく、地域ぐるみで取り組むほど効果が上がります。
3つの対策
柵を張るときのポイント
- 電気柵:イノシシは鼻で触って確かめるので、一番下の線は地面から低い位置に張る。草が触れると電気が逃げるので、草刈りを欠かさない
- ワイヤーメッシュ柵:下からもぐり込まれないよう、地面との隙間をなくす
- すき間を作らない:出入り口や角のすき間から入られることが多い
- 見回り:倒れた柵や壊れた所を早めに直す
寄せつけない環境づくり
- 畑の周りの藪や草を刈って、身を隠す場所をなくす
- 収穫しない作物や落ちた果実を放置しない
- 生ごみを畑に捨てない
捕獲を頼むには
自分で捕獲するには狩猟免許と許可が必要です(有害鳥獣駆除(有害捕獲)の許可はどうやって受けますか?)。まずは市町村の農林担当課に相談すると、実施隊や猟友会による捕獲や、柵の補助制度を紹介してもらえます(獣害で困ったら、どこに相談すればいいですか?)。
捕まえたイノシシに近づくのは危険です。わなにかかったイノシシは突進してくることがあり、ワイヤーが切れることもあります(イノシシに反撃されることはありますか?)。
出典・参考:農林水産省「ジビエ利用拡大コーナー」、環境省「狩猟制度の概要」(2026年11月時点で確認)