網猟で使えるのは、むそう網、はり網、つき網、なげ網の4種類です(環境省の資料)。カモを捕る伝統の網猟として、夕方に飛び立つカモに向かってなげ網を投げ上げる坂網猟などが各地に伝わり、文化として大切に受け継がれています。
4種類の網の仕組み
伝統の網猟
網猟には、決まった場所と時期に、決まった作法で行われてきた猟があります。銃を使わないので鳥に傷がつかず、肉の質がよいことから、地域の料理と結びついて受け継がれてきたものもあります。保存会などが技術を伝え、新しい担い手を募っている地域もあります。
網猟の決まり
- 網猟免許(18歳以上)と、網猟の狩猟者登録が必要(網猟免許は何に使いますか?取る人はいますか?)
- 網には、住所・氏名・登録番号などの標識を付ける(わなに付ける標識には何を書けばいいですか?)
- はり網は、ユキウサギ・ノウサギ以外の狩猟鳥獣の捕獲に使うことが禁止されている(山梨県の案内)
- カモを網で捕る場合は、1日5羽を超えて捕れる扱いがあるが、猟期ごとの上限がある(宮城県の案内では200羽)(狩猟で捕っていい数に制限はありますか?)
始めるには
網猟は地域の伝統と結びついていることが多いので、まずはその地域の保存会や猟友会に相談し、見学や体験から始めるのがよいでしょう。
網の種類ごとの細かい使い方や制限は、環境省の告示と都道府県の狩猟者必携で確認してください。
出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)、山梨県「狩猟のルール」、宮城県「狩猟に関するルール」(2026年11月時点で確認)