多くのカモは、夜に田んぼや水辺でエサを食べ、朝にねぐらの池や海に戻るなど、朝夕に大きく移動する傾向があります。キジバトやヒヨドリも、朝夕にエサ場とねぐらを行き来します。そのため鳥猟の好機は朝夕ですが、銃猟は日の出から日没までしかできません。日の出前や日没後に飛んでくる鳥は、撃ってはいけません。
1日の鳥の動きの例(カモ)
時刻の管理のしかた
- 前日に、猟場の地域の日の出・日の入りの時刻を調べておく(国立天文台の暦計算室、スマホのアプリなど)(狩猟に役立つスマホアプリや道具はありますか?)
- 腕時計やスマホで時刻を確認してから、銃に弾を込める
- 日の入りの時刻が近づいたら、早めに脱包して片づけを始める
- 山の陰で太陽が見えなくても、基準は暦の時刻
違反が起きやすい場面
- 日の出前に「もう明るいから」と撃ってしまう
- 日の入り後に飛んできたカモを撃ってしまう
- 仲間の誰かが時刻を確認していなかった
鳥の動きは場所で違う
鳥の動く時間は、地域、天気、月の明るさ、猟の圧力(人の多さ)などで変わります。猟期の前に何度か観察して、その場所の鳥の動きを知っておくと猟果につながります。
日の出前・日没後の銃猟は、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象です(山梨県の案内)。時刻の確認は猟隊全員で行いましょう。
出典・参考:環境省「鳥獣保護管理法第38条の解釈について」、山梨県「狩猟のルール」(2026年11月時点で確認)