Q.227ジビエ料理と食べ方

ジビエを生で食べてはいけないのはなぜですか?

公開日  運営:狩猟の疑問100運営事務局

野生のシカやイノシシの肉や内臓を、生や加熱不十分のまま食べると、E型肝炎ウイルス、寄生虫、食中毒菌に感染するおそれがあります。実際に、生のシカ肉やイノシシのレバーを食べてE型肝炎になった例が報告されています。厚生労働省も、野生鳥獣の肉は生で食べないよう呼びかけています。

生食が危険な理由

生で食べてはいけない理由 E型肝炎 重症になることがあり、妊娠中の人は特に注意 寄生虫 シカの住肉胞子虫による下痢や嘔吐、クマの旋毛虫による症状 食中毒菌 腸管出血性大腸菌など、重い食中毒を起こす菌 検査がない 家畜と違い、病気の検査をされていない
生で食べてはいけない理由

よくある誤解

ジビエの生食の誤解と事実 よくある誤解 新鮮なら生でも大丈夫 冷凍すれば安全 高級店なら安心 事実 新鮮でも菌やウイルスはいる 冷凍しても死なないものがある どこで食べても加熱が必要
ジビエの生食の誤解と事実

気をつけたい料理

  • 刺身、たたき、レバ刺し:生や半生の状態で食べる料理は避ける
  • ロースト:中心が赤い状態では加熱が足りないことがある。温度計で確かめる(ジビエはどのくらい加熱すれば安全ですか?)
  • 焼き肉:生焼けのまま食べない

解体する人の注意

解体のときに、血液や内臓に触れることでも感染のおそれがあります。手袋をはめ、作業の後はよく手を洗いましょう(内臓はどうやって取り出しますか?)。

「昔から食べていた」「猟師仲間は生で食べている」という話を聞くことがあっても、危険であることに変わりはありません。自分も、おすそ分けする相手も、生では食べないようにしましょう(ジビエをおすそ分けするときに気をつけることは?)。

出典・参考:厚生労働省「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」(2026年11月時点で確認)

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