クマ肉は、東北や北海道などの地域で古くから食べられてきた肉で、脂に独特の甘みがあるといわれます。一方で、国内では、クマ肉を加熱不十分なまま食べて、旋毛虫(トリヒナ)という寄生虫に感染した食中毒の例が報告されています。クマ肉は、必ず中心部まで十分に加熱して食べなければなりません。
クマ肉の特徴
気をつけたいこと
- 旋毛虫:筋肉の中にいる寄生虫で、冷凍しても死なない種類がいる
- 十分な加熱:ローストやたたきなど、中心が生の料理にはしない(ジビエはどのくらい加熱すれば安全ですか?)
- 解体の衛生:解体の時に手袋をはめ、生肉に触れた手で食べ物に触らない
入手について
クマは、地域によって捕獲の制限がある動物です(クマは狩猟で獲ってもいいのですか?)。クマ肉は、許可を受けた処理施設や飲食店で、限られた量が提供されています。自分で獲ったクマを人にあげる場合も、十分に加熱するよう必ず伝えましょう(ジビエをおすそ分けするときに気をつけることは?)。
クマ肉の食中毒では、加熱が不十分なローストが原因になった例があります。「珍しい肉だから」と半生で食べるのは絶対にやめましょう。
出典・参考:厚生労働省「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」(2026年11月時点で確認)