ジビエ(gibier)は、狩猟で捕獲した野生の鳥獣の肉を意味するフランス語です。ヨーロッパでは古くから高級食材として親しまれてきました。日本では、シカやイノシシの肉を中心に、獣害対策で捕獲した獣を、捨てずに食材として生かす取り組みとして広がっています。
日本の主なジビエ
人気が高まっている理由
- 獣害対策との結びつき:捕獲した獣を地域の資源として生かせる
- 食材としての魅力:高たんぱくで、独特のうまみがある(ジビエは栄養があるのですか?)
- 国の後押し:農林水産省がジビエの利用を進め、国産ジビエ認証の制度もある(国産ジビエ認証とは何ですか?)
- 飲食店や通販の広がり:手に入れやすくなった(ジビエ肉はどこで買えますか?)
利用の状況
国の統計では、令和6年度のジビエ利用量は2,678トン、食肉処理施設で解体された頭数は190,716頭で、そのうちシカが66.9%、イノシシが21.1%でした(ジビエはどのくらい利用されていますか?)。
ジビエは野生の獣の肉なので、E型肝炎ウイルスや寄生虫などのおそれがあります。必ず中心部まで十分に加熱して食べましょう(ジビエはどのくらい加熱すれば安全ですか?)。
出典・参考:農林水産省「ジビエ利用拡大コーナー」、農林水産省「野生鳥獣資源利用実態調査の結果(令和6年度)」、厚生労働省「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」(2026年11月時点で確認)