Q.190クマ・イノシシ・シカと獣害駆除

電気柵は効果がありますか?張り方のコツは?

公開日  運営:狩猟の疑問100運営事務局

電気柵は、獣が鼻や体で触れたときに電気ショックを与えて「痛い場所」と覚えさせる柵です。正しく張り、草刈りや電圧の確認を続ければ、イノシシやシカの侵入を防ぐ効果が高い対策です。一方で、管理を怠ると電気が流れず、すぐに破られてしまいます。

張り方の基本

電気柵を張る手順 1 計画 守る範囲と獣の種類を決め、通り道を確認する 2 下準備 柵を張る線の上の草を刈り、地面をならす 3 支柱 決まった間隔で支柱を立てる 4 張線 獣に合わせた高さで線を張る 5 通電 電源装置とアースをつなぎ、電圧を測る 6 表示 危険の表示板を見やすい場所に付ける
電気柵を張る手順

獣ごとのポイント

  • イノシシ:鼻先で触れるよう、一番下の線を低い位置に張る
  • シカ:跳び越えられないよう、高さと段数を増やす
  • サル:よじ登るので、ネットと電線を組み合わせた柵が使われる
  • 具体的な高さや段数は、製品の説明書や都道府県の指導に従う

管理のコツ

  • 草刈り:草が線に触れると電気が地面に逃げる
  • 電圧の確認:テスターで定期的に測る
  • 夜も通電:獣は夜に来ることが多いので、夜間の通電を切らさない
  • 見回り:倒れた支柱や切れた線をすぐ直す

電気柵は、法令で定められた安全基準を満たす電源装置を使い、危険の表示をすることが必要です。家庭用の電源から直接電気を流すような自作の柵は、人が感電して亡くなる重大な事故につながるため絶対にやめてください。

出典・参考:農林水産省「ジビエ利用拡大コーナー」(2026年11月時点で確認)

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