電気柵は、獣が鼻や体で触れたときに電気ショックを与えて「痛い場所」と覚えさせる柵です。正しく張り、草刈りや電圧の確認を続ければ、イノシシやシカの侵入を防ぐ効果が高い対策です。一方で、管理を怠ると電気が流れず、すぐに破られてしまいます。
張り方の基本
獣ごとのポイント
- イノシシ:鼻先で触れるよう、一番下の線を低い位置に張る
- シカ:跳び越えられないよう、高さと段数を増やす
- サル:よじ登るので、ネットと電線を組み合わせた柵が使われる
- 具体的な高さや段数は、製品の説明書や都道府県の指導に従う
管理のコツ
- 草刈り:草が線に触れると電気が地面に逃げる
- 電圧の確認:テスターで定期的に測る
- 夜も通電:獣は夜に来ることが多いので、夜間の通電を切らさない
- 見回り:倒れた支柱や切れた線をすぐ直す
電気柵は、法令で定められた安全基準を満たす電源装置を使い、危険の表示をすることが必要です。家庭用の電源から直接電気を流すような自作の柵は、人が感電して亡くなる重大な事故につながるため絶対にやめてください。
出典・参考:農林水産省「ジビエ利用拡大コーナー」(2026年11月時点で確認)