シカやイノシシなどの野生の獣には、マダニがたくさんついていることがあります。マダニは、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱などの感染症を媒介することがあるため、解体のときは特に注意が必要です。山では、ヤマビルにも気をつけましょう。
解体の時のダニ対策
マダニにかまれたら
- 無理に引き抜かない:口の部分が皮膚に残ることがある
- 医療機関で取ってもらうのがよい
- かまれた後、数日から2週間ほどの間に発熱や体のだるさが出たら、すぐに受診し、ダニにかまれたことを伝える(狩猟で気をつけたい感染症は?)
ヤマビル対策
- 靴や足元に、ヒル用の忌避剤をかける
- ズボンの裾を靴下に入れる
- 吸いつかれたら、塩や忌避剤をかけると離れやすい
猟犬のダニ
猟犬にもマダニがつきやすく、犬からうつる病気もあります。動物病院で予防薬を使い、猟の後は体をよく確かめましょう(猟犬にはどんな種類がありますか?飼うには?)。
SFTSは、重い場合は命にかかわる病気です。ダニのいる獣を扱う人は、体調の変化に注意し、異変があればためらわず医療機関を受診してください。
出典・参考:厚生労働省「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」(2026年11月時点で確認)