Q.208解体・持ち帰り・精肉

獲物についたダニやヒルにはどう対処しますか?

公開日  運営:狩猟の疑問100運営事務局

シカやイノシシなどの野生の獣には、マダニがたくさんついていることがあります。マダニは、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱などの感染症を媒介することがあるため、解体のときは特に注意が必要です。山では、ヤマビルにも気をつけましょう。

解体の時のダニ対策

解体時のダニ対策 服装 長袖・長ズボンで、手袋をはめる 忌避剤 服や肌に虫よけを使う 皮をはぐ時 毛の多い部分にダニが集まりやすい 後始末 作業後はすぐに着替え、服を洗う 体の確認 入浴時に、脇の下や足の付け根などをよく見る
解体時のダニ対策

マダニにかまれたら

  • 無理に引き抜かない:口の部分が皮膚に残ることがある
  • 医療機関で取ってもらうのがよい
  • かまれた後、数日から2週間ほどの間に発熱や体のだるさが出たら、すぐに受診し、ダニにかまれたことを伝える(狩猟で気をつけたい感染症は?)

ヤマビル対策

  • 靴や足元に、ヒル用の忌避剤をかける
  • ズボンの裾を靴下に入れる
  • 吸いつかれたら、塩や忌避剤をかけると離れやすい

猟犬のダニ

猟犬にもマダニがつきやすく、犬からうつる病気もあります。動物病院で予防薬を使い、猟の後は体をよく確かめましょう(猟犬にはどんな種類がありますか?飼うには?)。

SFTSは、重い場合は命にかかわる病気です。ダニのいる獣を扱う人は、体調の変化に注意し、異変があればためらわず医療機関を受診してください。

出典・参考:厚生労働省「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」(2026年11月時点で確認)

↑