Q.021狩猟免許・試験

狩猟免許の種類は?どれを取ればいいですか?

公開日  運営:狩猟の疑問100運営事務局

狩猟免許は網猟・わな猟・第一種銃猟・第二種銃猟の4種類で、使う猟具ごとに分かれています。獣害対策やジビエが目的ならわな猟、シカ・イノシシの巻き狩りやカモ・キジ猟をしたいなら第一種銃猟(散弾銃・ライフル)、空気銃で鳥を狙いたいなら第二種銃猟が基本の選び方です。

4種類の免許の違い

免許使える猟具受験年齢主な獲物
わな猟くくりわな、箱わな、はこおとし、囲いわな18歳以上イノシシ、シカ、アライグマなどの獣
網猟むそう網、はり網、つき網、なげ網18歳以上カモ、スズメなどの鳥
第一種銃猟散弾銃・ライフル銃などの装薬銃、空気銃20歳以上獣・鳥すべて
第二種銃猟空気銃(コルク弾を除く)20歳以上主に鳥、小型の獣

環境省の資料では、第一種銃猟は装薬銃、第二種銃猟は空気銃を使う猟法とされ、第一種銃猟免許があれば空気銃も使えます。

目的別の選び方

目的別のおすすめ免許 畑の獣害を減らしたい わな猟。所持許可が要らず、自宅近くで始められる ジビエを獲りたい わな猟か第一種銃猟。シカ・イノシシが主な獲物 巻き狩りに参加したい 第一種銃猟。散弾銃(スラッグ弾)かライフル カモ・キジを撃ちたい 第一種銃猟(散弾銃)か第二種銃猟(空気銃) 伝統の網猟を受け継ぎたい 網猟。地域の猟の文化と結びついている
目的別のおすすめ免許

銃猟は「免許+所持許可」の二段構え

銃猟の免許は、都道府県知事が出す狩猟免許です。これとは別に、銃そのものを持つために、警察(都道府県公安委員会)の所持許可が必要です。どちらか片方だけでは銃猟はできません。所持許可の手続きは猟銃を持つまでの流れを教えてくださいで説明しています。

複数の免許を取る人も多い

わな猟と第一種銃猟を同じ日に受験できる都道府県が多く、両方を持つ人も珍しくありません。わなにかかった獲物を銃で仕留める(止め刺し)こともでき、猟の幅が広がります(狩猟免許は複数の種類を同時に取れますか?)。ただし、わなにかかった獲物に銃を使うには、銃猟の免許・所持許可と登録が必要です。

費用の違い

免許の申請手数料は1種類ごとに5,200円です。毎年の狩猟税は、わな・網が8,200円、第一種銃猟が16,500円、第二種銃猟が5,500円(いずれも標準の税率)です(狩猟を始める費用はいくらかかりますか?、狩猟税はいくらですか?安くなる場合はありますか?)。

迷ったら「わな猟」から。費用と手続きの負担が小さく、獲物の痕跡を読む力が育つので、のちに銃猟を始めても役立ちます(初心者はわな猟と銃猟のどちらから始めるべきですか?)。

出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)、環境省「狩猟制度の概要」、東京都主税局「狩猟税」(2026年11月時点で確認)

↑