技能試験は100点からの減点方式で70点以上が合格です。いちばん大事なのは「銃口を人に向けない」「装填されていないか必ず確かめる」といった安全な扱いで、ここを外すと大きく減点されます。わなは、規格に合ったものを選び、手順どおりに組み立てられるかが見られます。予備講習会で本番と同じ道具を触っておくのが最大の対策です。
技能試験の内容
環境省の資料では、猟具の取扱いができない場合は最大31点の減点とされ、それだけで不合格になります。
銃の扱いで減点されやすいこと
- 銃口を試験官や人のいる方に向けた
- 銃を受け取ったときに、まず薬室を開けて弾がないか確かめなかった
- 引き金に指をかけたまま持ち運んだ
- 銃を置くときに、銃口を上に向けたまま立てかけて倒れそうになった
- 銃を渡すとき、薬室を開けた状態で渡さなかった
基本は「受け取ったらすぐに開けて確認」「銃口は常に安全な方向」「引き金に指をかけない」です(銃を安全に扱うための基本のルールは?)。
わなの扱いで減点されやすいこと
- 規格に合わないくくりわな(輪の直径が12cmを超える、締付け防止金具がない、よりもどしがない)を選んでしまった
- 禁止されているとらばさみを使用可と判断した
- 箱わなの扉の作動を確かめずに架設した
- 標識(住所・氏名など)の必要を説明できなかった
わなの規格はくくりわなにはどんな規制がありますか?で図解しています。
練習のしかた
- 予備講習会で、本番と同じ型の模擬銃・わなを触る(狩猟免許の予備講習会は受けたほうがいいですか?)
- 動作を声に出して確認しながら行う(「脱包よし」「銃口よし」)
- 家族に試験官役を頼み、手順を通して見てもらう
- 鳥獣判別と目測は、スマホで写真を見たり、身近な距離を測ったりして練習(狩猟免許の鳥獣判別はどう覚えればいいですか?、狩猟免許の目測試験はどう練習すればいいですか?)
本番では緊張して手順を飛ばしがちです。わざとゆっくり、一つずつ確認の動作を見せることが、結果的に減点を防ぎます。
出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)