適性試験では、視力・聴力・運動能力の3つを確認します。視力は、銃猟が両眼0.7以上かつ片眼それぞれ0.3以上、わな猟・網猟が両眼0.5以上です。メガネやコンタクトレンズでの矯正視力でよく、聴力は補聴器、運動能力は補助具を使ってもかまいません。
基準の一覧
| 項目 | わな猟・網猟 | 銃猟(第一種・第二種) |
|---|---|---|
| 視力 | 両眼で0.5以上 | 両眼で0.7以上、かつ片眼でそれぞれ0.3以上 |
| 聴力 | 10m離れた位置で90デシベルの警音器の音が聞こえる | 同じ |
| 運動能力 | 四肢の屈伸、挙手、手指の運動などができる | 同じ |
環境省の研修資料による基準です。
当日の様子
視力は、運転免許の試験と同じような視力表や検査機器で測ります。聴力は、離れた位置から鳴らした警音器(ブザー)の音が聞こえるかを確かめます。運動能力は、腕を上げる、しゃがむ、指を動かすなどの動作を試験官の指示に合わせて行います。
不安がある人の対策
- 視力が心配なら、受験前に眼鏡店で度数を合わせておく
- 片眼の視力が極端に低い場合、銃猟は基準に届かないことがある。わな猟なら両眼0.5で受けられる
- 補聴器や杖などの補助具を使うときは、事前に試験の担当窓口に伝えておくと安心
更新のときも適性試験がある
狩猟免許は3年ごとに更新が必要で、更新のときにも適性試験を受けます。年齢を重ねて視力が落ちてきた人は、早めに眼鏡を作り直しておきましょう(狩猟免許の有効期間と更新の手続きは?)。
適性試験とは別に、免許の申請には医師の診断書が必要です(猟銃・空気銃の所持許可証の写しで代えられる場合があります)。診断書は、法律が定める病気や中毒でないことを確認するものです(狩猟免許の申請に医師の診断書は必要ですか?)。
出典・参考:環境省「狩猟制度の基礎事項」(狩猟者向け研修資料)(2026年11月時点で確認)